【お知らせ】Uism、韓国・梁山釜山大学病院 (PNUYH)と業務提携を締結 

UismとPNUYHのロゴ

このたびユーイズム株式会社(Uism)は、韓国の梁山釜山大学病院 (PNUYH)ユーザビリティセンターとの間で、医療機器評価に関する包括的な業務提携を締結しました。本提携により、Uismはクライアント企業のグローバル展開を支援する体制をさらに強化し、日韓両国における医療機器ユーザビリティ評価を円滑に実施できる環境を整備します。

PNUYH医療機器ユーザビリティセンターについて 

梁山釜山大学病院(PNUYH)の外観。医療機器ユーザビリティ評価を行う拠点となる病院。
梁山釜山大学病院(PNUYH)の外観

PNUYHユーザビリティセンターは、韓国における医療機器ユーザビリティ評価の主要機関の一つです。特に、非首都圏の医療機関として初めて、韓国試験所認定機構(KOLAS)より、IEC 62366-1:2015+AMD1:2020に基づく公認試験機関の認定を取得しています。 

同センターの注目すべき点は以下の通りです: 

  • 豊富な実績: 2022年以降、評価件数が急増し、2024年末時点で累計100件以上を達成。年間30〜50件を実施する、非首都圏唯一の医療機関です。 
  • 国際的信頼性: KOLAS認定により、試験成績証明書は米州・欧州・アジアなど主要国で相互認証されます。 
  • 高度な施設: 病室、診療室、手術室、在宅環境をシミュレートした4つの評価ラボと2つの観察室を備え、実使用環境に近いテストを実施可能です。
病室を再現した評価ラボ
病室を再現したラボ
診察室を再現した評価ラボ
診察室を再現したラボ
手術室を再現した評価ラボ
手術室を再現したラボ
在宅を再現した評価ラボ
在宅を再現したラボ

この提携により実現する2つのサポート体制 

Uismは、世界7カ国に拠点を持つUXリサーチグループReSight Globalの一員です。本パートナーシップが意味するのは、このグローバルネットワークを活かし、UismとPNUYHがそれぞれの強みを掛け合わせて相互にサポートし合う体制の構築です。 

1. 韓国企業のグローバル市場進出支援
PNUYHが韓国内での評価を担い、海外展開においてはUismがReSight Globalのネットワークを通じて、 米国(FDA)はもちろん、日本国内や欧州など、各国市場進出に求められるHFE(Human Factors Engineering)などの評価テストを支援します。 

2. Uismクライアントの韓国市場進出支援:
日本企業を含むUismクライアントが韓国市場向けの評価や、韓国の医療従事者・患者を対象としたテストを必要とする場合、Uismが窓口となり、PNUYHのKOLAS認定施設を活用したユーザビリティテストを円滑に実施することが可能です。 

今後に向けて 

今回の締結により、Uismは日韓の医療機器評価体制をつなぐ橋渡し役としての役割をさらに強化します。今後もReSight Globalの国際ネットワークを活用し、安全で有効な医療機器を世界中の患者に届けるためのサポートを続けてまいります。 

本提携に関するご質問、または韓国での医療機器ユーザビリティ評価にご興味をお持ちの場合は、どうぞお気軽にUismまでお問い合わせください。  

【写真】Uismと梁山釜山大学病院による業務提携締結の様子(左:Uism 代表取締役 浅川有毅、右:PNUYH シニアリサーチャー/チームリーダー ユン・ソクミン )  

Uismと釜山大学校梁山病院による業務提携締結の様子

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